食べない原因は?

 

「体重が減ってきた。口が痛くてたべにくいのかも・・」
という訴えで来院されたワンちゃんがいます。
10歳のトイプードルです。

 

診察をすると確かに重度の歯周病(歯周炎)がある。

 

何とか食べるようになって、体重が増えてほしいと思い、
全身麻酔をかけての歯科処置を行うことになりました。

 

歯科処置前です。 かなり歯石が付いています

 

歯周病は歯石の上で増える歯周病菌が原因となり起こります。

 

歯周病になると
・顔に穴が開く(外歯瘻)
・歯茎に穴が開く(内歯瘻)
・鼻と口の境目に穴が空く(口鼻漏)
・下あごの骨折(下顎骨折)
・心臓や肝臓に悪い影響がでる

などが起こる可能性があります。

 

歯周病になってしまうと、全身麻酔をかけての歯科処置が必要となります。
歯石を取り、歯周ポケットを掃除します。
悪くなりすぎた歯は抜歯を行うこともあります。

歯科処置の後です。

一部抜歯を行い、歯石を取ってキレイになりました。

歯科処置の次の日からよく食べるようになったようです。

うれしいですね。

 

歯科処置を行うと歯周病は良くなりますが、
その後に何もケアをしないと、また歯石がついて歯周病となってしまいますので、
飼い主様と協力して、ご自宅での歯科ケアを行っていきます。

 

歯でお困りの方は
是非当院までご相談下さい。

 

動物病院 京都 西京桂 獣医師 黒島稔也