玉が一つしかない!

 

「去勢手術をしたいけど、玉が一つしかない・・」

 

このような訴えで来られた猫さんがいます。

1歳の男の子です。

 

早速診察をしてみると、
確かに袋に玉が一つしかない。

 

注意深く触ってみると、
皮膚の下に小さな玉(精巣)が見つかりました。
(エコー検査でも確認できました)

 

「皮下陰睾」と言われる状態です。
「停留精巣」「潜在精巣」とも呼ばれたりします。

 

「皮下陰睾」は本来なら陰嚢(袋)まで降りてくるはずの玉(精巣)が
降りてこない病気です。

 

ちなみに皮膚の下に玉(精巣)がある場合でも、
マーキングは起こりますし、
生殖能力もあります。

 

犬ではこの「皮下陰睾」はそこまで珍しくないのですが、
猫ではけっこう珍しいです。

 

ただ、手術内容自体は犬と同じなので、
問題なく去勢手術を行い、無事終わりました。

 


術後の再診も終わり満足そうなKちゃん

 

 

猫ちゃんの去勢手術(避妊手術も)を希望される方は、
是非当院までご相談ください。

 

動物病院京都 西京桂 獣医師 黒島稔也