歯科

ピックアップ 3つの疾患リスト

  1. 歯周病
  2. 口内炎
  3. 乳歯遺残

※疾患名をクリックタップすると各詳細にジャンプします

各疾患詳細

1. 歯周病

① 症状
口臭がきつい、歯石がたくさんついている、歯茎が赤いなどの症状がみられます。進行すると顔が腫れたり、鼻炎のような症状がでたりします。小型犬では下顎の骨折がみられることもあります。また歯周病の原因菌が全身に周ったりすると肝臓や心臓に影響を与えることもあります。
② 好発犬種猫種
中~高齢の小型犬でよくみられます。中~高齢の猫でもみられます。
③ 原因
歯石の表面に付着した歯垢の中で歯周病菌が増殖することにより起こります。歯周病菌が歯肉やその奥の場所で炎症を起こします。
④ 治療
抗生剤などで一時的に良くなることはありますが根本的な解決にはなりません。根本的に解決するには歯石取り、歯周ポケットの処置、抜歯などが必要となります。歯科処置を行うことにより歯がキレイになり歯石、歯垢が付きにくい状態になります。ただ処置の後も歯の状態をできるだけ維持するためにブラッシングなどの歯のケアは必要となります。

2. 口内炎

① 症状
涎が多い、口が痛そう、ごはんが食べにくい、口を触ると嫌がるなどの症状がみられます。
② 好発犬種猫種
猫でみられます。
③ 原因
まだ詳しいことは分かっていませんがウイルス、細菌、免疫異常が関わっているといわれています。猫白血病ウイルス、猫エイズウイルスに感染した猫では症状が悪化しやすいです。
④ 治療
痛み止め(ステロイド、非ステロイド性抗炎症薬)、抗生剤、レーザー治療などがよく使われます。軽度のものでは内科治療で良くなることもありますが再発を繰り返すもの、重症のものでは抜歯処置が必要となります。抜歯処置を行うと8割以上で改善がみられたとの報告があります。

3. 乳歯遺残

① 症状
目立った症状は見られないことが多いですが歯並びが悪くなったり、歯石が付きやすくなったりします。
② 好発犬種猫種
小型犬で多くみられます。
③ 原因
歯が乳歯から永久歯に生え変わるときにうまく乳歯が抜けないと起こります。犬ではだいたい生後6か月で生え変わりが終わりますのでこの時期を越えて残っている乳歯はずっと残ってしまう可能性が高いです。
④ 治療
乳歯の抜歯を行います。避妊去勢手術の時に同時に行うことが多いです。

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