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ブログ ストレスに弱くなる病気 

2020.04.15

動物にもこんな病気あるの?

第8回

ストレスに弱いのは病気? ~アジソン病~

 

京都市西京区、南区、右京区、向日市の皆様こんにちは。
動物病院京都 西京桂の獣医師 黒島です。

 

一部地域で緊急事態宣言がだされ、当院でもコロナウイルス対策を強化しております。
(詳しくはコロナウイルス対策のブログをご覧ください)

 

このコロナウイルス感染拡大の状況で、皆さんもストレスを感じられていると思われます。
感染の1日でも早い収束を願っております。

 

さて今日はストレスに関連したテーマです。
ストレスに弱くなる病気があることを知っていますか?

「ん? そんなものがあるのか?」
と思われるかも知れませんが、あるのです。
それはアジソン病(別名副腎皮質機能低下症)と言います。

 

生き物ではストレス反応に対応するために、コルチゾールというホルモンを出しているのですが、これが出なくなる病気です。
(以前紹介したクッシング症候群と逆の病気です)

 

ホテルに預ける、環境が変わるなどのストレス反応に対して吐き戻す、下痢をする、元気・食欲がなくなるなどの症状がみられます。
比較的若い時期からこのような症状がみられます。

診断は画像検査、血の検査で行うことができます。

 

治療はホルモン剤の補充を行います。
足りていないホルモンの補充さえ出来れば、健康な動物と何ら変わりない生活を起こることが出来ます。

 

もちろん、ストレスが苦手な動物が全てこの病気をというわけではありませんが、
「うちの子あまりにもストレスに弱いなぁ」とお困りの方は是非、ご相談下さい。
全力でサポートさせていただきます。

~地域の動物と飼い主様の幸せのために~

動物病院京都 西京桂 獣医師 黒島稔也