2020.07.09
スタッフブログ
「鼻水、くしゃみが出る」
「鼻がつまって、フガフガしている」
このような訴えで来院された猫さんがいます。
4歳の男の子です。
さっそく診察してみると、
実際に鼻づまりがあり、鼻水もでて
呼吸しにくそうにしていました。
「鼻炎」と診断し、飲み薬で治療を始めました。
今日はそんな猫の「鼻炎」について説明させていただきます。
猫の「鼻炎」の原因となるのは
① 感染症=猫風邪(細菌、ウイルスなど)
② 歯周病
③ 異物
④ 腫瘍、ポリープなどの出来物
です。
割合として多いのは、圧倒的に①の感染症です。
今回の猫さんも感染症=猫風邪を疑い、
抗生物質、抗ウイルス薬、炎症を抑える薬を使って治療を行いました。
約2週間で症状はすっかりよくなり、
鼻の呼吸もしやすくなりました。
治ってくれて良かったです。
猫の鼻炎でお困りでしたら、
是非当院までご相談下さい。
動物病院京都 西京桂 黒島稔也