2020.07.15
スタッフブログ
「足が痛そう」
「起き上がるときや、立ち上がるときに鳴く」
このような訴えで来られたワンちゃんがいます。
柴犬 16歳 男の子です。
早速診察してみると、確かに後肢が痛そう・・
診断をつけるために
レントゲンを撮ってみると、
左右両方の膝関節に炎症がありそうな
画像がみえました。
「変形性関節症」
と診断し治療を始めました。
「変形性関節症」
難しい名前ですが、簡単に言うと
年齢を重ねて、関節の軟骨がすり減ってしまう病気です。
高齢のワンちゃんに多く見られます。
症状としては
・起き上がりにくい、立ち上がりにくい
・動きがぎこちない、痛そう
・関節がボキボキいう
等がよくみられます。
当院で行っている治療は
①痛み止めの注射
②サプリメント
③レーザー治療(レーザーによって痛みを緩和します)
などがあります。
この中でもレーザー治療は副作用もなく、
効きも早いのでお勧めです。
今回のワンちゃんでは
①②③全ての治療を行ったところ、
肢の痛みは軽くなりました。
レーザー治療の光景です。
改善してくれて良かったです
今後も状態を維持できるように、
レーザーやサプリメントを
継続していく予定です。
肢の痛みに対して、
レーザー治療を行ってみたいと思われた方は
是非当院までご相談下さい。
動物病院京都 西京桂 獣医師 黒島稔也