2020.04.27
スタッフブログ
フィラリア症は過去の病気ではありません。
京都市西京区、南区、右京区、向日市の皆様こんにちは。
動物病院京都 西京桂の獣医師 黒島です。
フィラリア予防のシーズン真っ只中ですね。
予防に来られる方が増えてきました。
予防の診察の際に、たまに聞かれることがあります。
「フィラリアの病気ってまだあるの?」
「実はフィラリア予防ってしなくていいんじゃないの?」
まだあるのです。
そしてやはりフィラリア症予防は必要なのです。
当院でも毎年2~3件フィラリア症のワンちゃんが見つかります。
最近は予防される方が増えてきて、
フィラリア症になるワンちゃんも減り、
過去の病気扱いされることもありますが、
まだ存在する病気なのです。
私が10年以上前に学生時代を過ごした宮崎では、
フィラリア症は普通に病院に来院される病気でした。
予防率が低ければ、現在の京都でも同様のことが起こります。
治療はなかなか大変なのですが、予防はいたって簡単です。
月に1回薬をあげるだけです。
薬の種類によっては、同時にノミやマダニを予防できるものもあります。
楽ですね。
さて先日来院されたHちゃんですが、薬の味がお気にめさず、
なかなか食べてくれませんでしたが、
最終的には何とか食べてくれました。
これで今月の予防は終わりです。
また来月も来院して下さいね。
当院には様々なタイプのフィラリア予防薬があり、
またどうしても食べない子用の裏技もあります。
大事なご家族である動物を守るために、
フィラリア症予防は現代でもやっぱり大事なので、
是非予防のために当院へご来院下さい。
~全ての動物と飼い主様の幸せのために~
動物病院京都 西京桂 獣医師 黒島稔也