2020.05.20
スタッフブログ
「子猫を拾ったんだけど、どうすればいいの?」
この時期になると、このような理由で来られる方が増えます。
(今の時期は猫の出産時期なので子猫が増えます)
来られましたら、
まずは健康診断して、病気がないか確認します。
健康であることがわかれば、
病気にならないための予防スケジュールを組んでいきます。
猫ちゃんの予防は大きく分けて2つです。
① 混合ワクチン
:いろんな感染症から猫ちゃんを守るためのものです。
② フィラリア、ノミ予防
:寄生虫から猫ちゃんを守るためのものです。
今日は当院での「混合ワクチン」の接種スケジュールを紹介します。
(フィラリア予防は、以前ご紹介したので今回は省略します)
最初の年は基本的に3回接種します。
2か月齢で1回目
3か月齢で2回目
4か月齢で3回目
という感じで打っていきます。
ワクチンの種類ですが2種類あります。
① 3種ワクチン⇒お外へ行かない猫ちゃん
② 5種ワクチン⇒お外へ行く猫ちゃん
3種ワクチンです
ワクチンを打った後は「アナフィラキシー」という
急性のアレルギーを起こす可能性があるので、
1回目、2回目の接種後は15分ほど院内で様子を見させてもらいます。
初年度のワクチン接種が終わった後は、
基本的に年1回のワクチン接種をオススメしています。
「ワクチンを打つ回数を減らしたいな~」という方には、
ワクチンの効果判定が出来る「抗体検査」という検査がオススメです。
この検査でワクチンがしっかり効いているとわかれば、
その年度のワクチン接種は不要です。
ここでワクチン接種にきてくれた子猫ちゃんの紹介です。
Sちゃん 3か月
2回目のワクチン接種に来られました。
かわいいですね~ 元気にチュールを食べて帰りました
ワクチン接種でご不明な点があれば、是非当院までご相談下さい。
かわいい猫ちゃんのご来院お待ちしております。
動物病院京都 西京桂 獣医師 黒島稔也