2020.11.14
スタッフブログ
「目が赤い」
「目ヤニが出る」
このような訴えで来院された猫さんがいます。
3ヶ月の子猫さんです。
早速、見させてもらうと、
左目の白目のところが赤く、目やにが出ています。
症状と見た目の状態より
「結膜炎」
と診断しました。
今日は猫の「結膜炎」について説明させていただきます。
猫の「結膜炎」は、白目のところが赤くなったり、腫れたりする病気です。
症状としては、目ヤニや涙が出ることが多いです。
細菌やウイルスが原因となります。
まだ免疫がしっかりしていない子猫で起こることが多く、
くしゃみや鼻水などの、鼻炎の症状が一緒に出ることもよくあります。
通常は抗生物質の飲み薬や目薬を使って治療します。
ウイルスの薬が必要になることもあります。
今回の猫さんは、最初は目だけの症状だったので、目薬のみで治療しました。
しかし途中から鼻の症状も出てきたので、抗生物質の飲み薬も追加しています。
治療期間はだいたい1~2週間です。
猫さんの目ヤニや涙でお困りの方は、
是非当院までご相談下さい。
動物病院京都 西京桂 獣医師 黒島稔也