2020.05.03
スタッフブログ
京都市西京区、南区、右京区、向日市の皆様こんにちは。
動物病院京都 西京桂の獣医師 黒島です。
ワンちゃんが突然
「ブーブー、フゴフゴ」
と苦しそうに呼吸をしているのを見たことがないでしょうか?
ハラハラしてみていると、数秒~数分で治まり、
本人はけろっとしている。
「今のは何だったの? すぐ治ったから大丈夫なのかな?」
と心配になりますよね・・・
今日はそんな症状=「逆くしゃみ」について説明させてもらいます。
逆くしゃみとは、
簡単にいうと「くしゃみ」の逆バージョンです。
「くしゃみ」は鼻から吐きだす動作です。
「逆くしゃみ」はこれとは逆に、鼻の奥に吸い込む動作です。
チワワでよく見られます。
見た目は苦しそうに見えますが、
若いころから起こっている場合は、ほとんど大丈夫です。
様子を見ていると自然に治まります。
特に対処は必要ありません。
ここで先日来院された6か月のチワワ、Jちゃんのお話です。
「うちの子、急にブーブーいうことがあるんだけど、これ何?」
と聞かれ、動画を見せてもらいました。
結果、この「逆くしゃみ」であることがわかりました。
若いころから起こっているので、大丈夫なパターンです。
このような呼吸の様子は、言葉では伝えにくいと思います。
そんなときは動画です。
「うちの子の呼吸、大丈夫かな?」
と思われた方は是非、動画を撮って、ご相談ください。
動物病院京都 西京桂 獣医師 黒島稔也