鼻がフガフガ

 

「鼻水、くしゃみが出る」
「鼻がつまって、フガフガしている」

 

このような訴えで来院された猫さんがいます。

4歳の男の子です。

 

さっそく診察してみると、
実際に鼻づまりがあり、鼻水もでて
呼吸しにくそうにしていました。

 

「鼻炎」と診断し、飲み薬で治療を始めました。

 

今日はそんな猫の「鼻炎」について説明させていただきます。

猫の「鼻炎」の原因となるのは
① 感染症=猫風邪(細菌、ウイルスなど)
② 歯周病
③ 異物
④ 腫瘍、ポリープなどの出来物
です。

割合として多いのは、圧倒的に①の感染症です。

 

今回の猫さんも感染症=猫風邪を疑い、
抗生物質、抗ウイルス薬、炎症を抑える薬を使って治療を行いました。

 

約2週間で症状はすっかりよくなり、
鼻の呼吸もしやすくなりました。

治ってくれて良かったです。

 

猫の鼻炎でお困りでしたら、
是非当院までご相談下さい。

 

動物病院京都 西京桂 黒島稔也

子猫の年齢

 

「子猫を拾いました!」

 

この時期は猫ちゃんを保護されてこられる方がたくさんいます。

 

そこでよく聞かれるのが、

「先生、この子、生後どれくらいですか?」

です。

 

正確に当てることは難しいのですが、

発育具合からある程度の予測は可能です。

 

今日はそんな猫ちゃんの生後の成長具合を、表にしてみました。

 

歩き方 排泄 目安の体重
1日 閉じている 100g
1週間 開く(まだ見えない) 耳の穴が開く よちよち歩き 150~200g
2週間 見え始める 250~300g 前歯が生えてくる
3週間 眼の色がキトンブルーから成猫と同じ色になる 自力で出来る 350~400g
1か月 普通に歩く 400~500g 奥歯、牙が生えてくる
1.5ヶ月 500~1㎏
2か月 1~1.5㎏

 

先日こられたJちゃんです。

体重800gで、奥歯、牙も生えているので推定1.5カ月齢です。

元気にごはんも食べています。

 

子猫のことで疑問点、不明点がありましたら、是非当院までご相談ください。

 

動物病院京都 西京桂 獣医師 黒島稔也

「口が痛い!」

 

「口が痛そう」
「ご飯を食べにくい」
このような訴えで、来院された猫さんがいます。

 

早速診察をしてみると、口の中がすごく赤い・・
見るからに痛そう・・

 

そう、「口内炎」です。

 

今日は「猫の口内炎」について説明させていただきます。

 

「猫の口内炎」は
「歯肉口内炎」、「口峡炎」、「尾側粘膜炎」、「レッドマウス」、「歯肉咽頭炎」など
色々な名称で呼ばれることがありますが、全て同じ病気です。

 

「人の口内炎」は頬や舌に出来ることが多いようですが
「猫の口内炎」は口の奥の方で起こることが多いです。

 

原因はまだ明確に分かっていませんが
・ウイルス
・細菌
・免疫の異常
などが関わると言われています。

 

治療は内科治療と外科治療があります。

内科治療は
・痛み止め
・抗生剤
を主に使用します。

 

軽度の「口内炎」はこの治療で治ることもありますが、
再発率は高めです。

 

外科的な治療は「抜歯」です
主に奥歯を抜きます(前歯や牙を抜くこともあります)。
約70~80%の確率で完全に治ります。

 

今回の猫さんは外科的な治療(抜歯)を行いました。
その結果、口の炎症は徐々に治まっています。
今では痛み止めや抗生剤なしで快適に過ごしています。

 

「猫の口内炎」でお困りでしたら、
是非当院までご相談ください。

 

動物病院京都 西京桂 獣医師 黒島稔也

耳がかゆい!

 

「耳がかゆい!」

 

このような訴えで来院されたワンちゃんがいます。

 

さっそく診察をしてみると、
耳の中も外も赤く、耳垢も溜まっている。

 

「外耳炎」と診断しました。

 

今日はこの「外耳炎」について説明させていただきます。

「外耳炎」とは読んで字のごとく、耳の炎症です。

 

耳が炎症を起こすことにより、痒みが発生し、
・耳をひたすら掻く
・頭をよく振る
・耳を床や壁にこすりつける
・耳が臭う
などの症状がよくみられます。

 

ひどくなると耳の奥の方にまで炎症が拡がって、
「中耳炎」や「内耳炎」を起こすこともあります。

 

「外耳炎」を起こす原因としては
・体質(アレルギー)
・寄生虫
・耳の出来物
などがあります。

 

また、垂れ耳のワンちゃんでは、耳の風通しが悪いため、
「外耳炎」を起こしやすいです。

 

さらに今のような暑く、ジメジメした季節では、
耳の中で菌が増えやすくなり、
尚更「外耳炎」を起こしやすくなります。

 

治療は、耳の中に薬を入れることで行います。

 

薬には
・家で毎日入れてもらうタイプ
・病院で1週間に1回入れるタイプ(2回で終わり)
があります。

 

病院で入れるタイプは、家では何もしなくてよいので人気です。
(楽ちんですね)

 

今回来院された、垂れ耳のT君もこの治療を行い、すっかり良くなりました。

耳の痒みでお困りの方は是非当院までご相談ください。

 

動物病院京都 西京桂 獣医師 黒島稔也

炭酸浴!

 

「皮膚がところどころ脱毛している」

 

という訴えで来院されたワンちゃんがいます。
Kちゃん 柴犬の女の子です。

脱毛の原因を調べるために、
皮膚の検査に加えて、血液検査やホルモン検査なども行いましたが、
明確な原因は見つからず・・・

 

そこで、一般的な検査では発見しづらい血行の低下による脱毛を疑いました。
そして、血行を良くするために、当院併設のトリミンサロンで
「炭酸浴」を行ってみました。

 

「炭酸浴」とは、炭酸ガスが入ったお湯で入浴を行い、血行を良くするためのものです。
人間用では、簡単に使える入浴剤として、昔から発売されています。
ご自身で使われたことがある方も多いかと思います。

 

今回のワンちゃんですが、この「炭酸浴」を行った結果、

毛が生えてきました!

今ではこんな感じです。

「炭酸浴」は血行を良くするだけでなく、
・「毛が柔らかくなる」
・「毛がしっとりとする」
などの効果もあります。

「一度試してみたい!」と思われた方は、
是非当院または、併設の「トリミングサロン雅」までご相談下さい。

 

動物病院 京都西京桂 獣医師 黒島稔也

併設トリミングサロン雅

https://miyabi.animal-katsura.jp/

病院で行うトリミング

 

「高齢で、どこもトリミングしてくれない」
「病気の治療中でワクチンが打てなくて、トリミングに行けない」

 

このようなお悩みはないでしょうか?

 

今日はこんなお悩みを解決する
「院内トリミング」についてご紹介します。

 

「院内トリミング」とは、
読んで字のごとく、動物病院内で行うトリミングです。

 

併設のトリミングサロンを持つ動物病院のみで行える、
少し特別なサービスです。

 

この「院内トリミング」では、獣医師が観察しながら
トリミングを行うので、
・高齢
・大きな病気の治療中
でも安全にトリミングを行えます。

 

当院には「トリミングサロン雅」が併設されており、
獣医が待機している状態で
「院内トリミング」を行っております。

 

先日院内トリミングを行ったK君です。

免疫を抑える薬で持病を治療中です。

さっぱりして男前になりました。

 

「高齢犬」、「持病の治療中」のトリミングでお困りでしたら、
是非、当院または「トリミングサロン雅」までご相談下さい。

 

動物病院京都 西京桂獣医師 黒島稔也

当院併設トリミングサロン雅

https://miyabi.animal-katsura.jp/

暑い時期には・・

 

「これから暑くなるので、毛を刈ってほしい」

 

このような要望で来られた猫さんがいます。
長毛種のメインクーンです。

 

長毛種の猫ちゃんは冬は温かそうですが、
これからの時期は暑そうですよね。

 

今からの暑い時期には、
熱中症にならないかどうか心配だと思います。

 

ブラッシングを嫌がらない子であれば、
しっかりブラッシングをして、冷房を効かせておけば、
大丈夫なのですが、
中にはブラッシングが嫌いな子もいますよね・・・

 

ブラッシングが嫌いな子は毛玉ができやすく、この毛玉が出来すぎると
熱中症の原因となることがあります。

 

出来すぎた毛玉があると、夏に分厚いコートをきているようなものなのです。

 

そんな子の熱中症対策には
「毛刈り」です。

 

全身の毛を刈ることにより、
ブラッシングを嫌がる子でも、
暑い時期を快適に過ごせるようになります。

 

おとなしい子ではお家で、そのまま毛を刈ることが出来ますが、
暴れてしまうような子でも病院で鎮静剤を使うことにより、
安全に毛刈りを行うことが出来ます。

 

今回の猫さんも怖がりで暴れてしまう子でしたが、
鎮静剤を使い、安全に毛を刈れました。
毛刈りの時間は30分ぐらいで終わりました。

毛を刈ってさっぱりしましたね。

 

猫さんの暑さ対策でお困りでしたら
是非当院までご相談ください。

 

これは我が家の縞次郎です。

 

動物病院京都 西京桂 獣医師 黒島稔也

すごく痒そう・・・

 

「首の皮膚が脱毛して、出血している。すごく痒い」

 

このような訴えで来院された猫さんがいます。
3歳の男の子です。

 

診察してみると、首の皮膚がすごく赤いです。脱毛もしています。
確かにすごく痒そうな見た目です。

皮膚の検査を行い、その結果より
「湿性皮膚炎」と診断しました。

 

今日はこの「湿性皮膚炎」について説明させていただきます。

 

「湿性皮膚炎」
とは、その名の通り、ジュクジュクした皮膚炎です。

(外傷性皮膚炎、ホットスポットと呼ばれることもあります)

 

皮膚が痒い時に、舐める、掻くなどの刺激(外傷)
を与えることによって起こります。

 

季節性があり、
今のような高温多湿の時期によく発生します。

 

この皮膚炎を起こしやすい場所は
・首、顔
・太もも
・しっぽの付け根
・胴体
です。

色々な場所で起こりますね。

 

治療はステロイドや抗生剤を使用します。

 

この猫さんもステロイドによる治療を行いました。
その結果、2週間ほどで皮膚は非常にキレイになりました。

治ってくれて良かったです。

 

このような皮膚炎でお困りのかたは
是非当院までご相談ください。

 

動物病院 京都 西京桂 獣医師 黒島稔也

てんかん発作

 

「急に力が抜けて、エビぞりになった。その後、体が固まっていた」
「以前にも同じような症状がでたことがある」

 

このような訴えで来院されたワンちゃんがいいます。
トイプードル 4歳 男の子です。

 

このような症状は「発作」と呼ばれます。
こんな症状がでて、さぞ不安だったと思われます。

 

早速診察をさせてもらいました。
診察中はすでに「発作」は落ち着いていたので、
ケロッとしていました。

 

血液検査を行い、発作を起こす血液の異常を除外し、
年齢、症状、犬種などから「特発性てんかん」と仮診断しました。

 

今日はこの「特発性てんかん」についてお話させていただきます。

 

「特発性てんかん」とは、
脳が過剰に興奮することにより、発作を起こす病気です。

 

発作を起こす脳の病気は、この病気の他にもあるので、
確実にこの病気を診断するためにはMRI検査が必要となります。

 

ただ、MRIには全身麻酔が必要であったり、検査を受けられる施設が少なかったり、
(京都府下では2施設)
という事情もありますので、「特発性てんかん」の特徴を満たした場合には、
MRI検査を行わずに「特発性てんかん」と仮診断することもあります。

 

特発てんかんの特徴は
・発作の出始めが1歳~6歳
・発作が出ていない時はいたって普通
・発作を起こす血液の異常がない
・特定の犬種(プードル、ラブラドールレトリバーなど)で多い
などがあります。

 

今回のワンちゃんも、この特徴を満たしていたため、
「特発性てんかん」と仮診断し、発作を止める薬の使用を始めました。

 

薬を飲み始めた後は、発作を起こすこともなく、穏やかな生活を送っています。
飼い主さんも一安心ですね。
喜ばしいことです。

 

今日は「特発性てんかん」についてお話させてもらいましたが、
このような「発作」でお困りでしたら、
是非当院までご相談下さい。

 

動物病院 京都 西京桂 獣医師 黒島稔也

猫とカビ

 

「拾った子猫が脱毛していて、人間の家族に湿疹ができた」

 

という訴えで来院された子猫さんがいます。

 

診察をさせてもらうと、鼻の頭が脱毛している。

 初診時です

 

「子猫」
「顔の脱毛」
「人間にも症状が出る」

 

この3つのキーワードから推測される病気があります。
それは「皮膚糸状菌症」つまり「カビによる皮膚炎」です。

 

「皮膚糸状菌症」は、
「糸状菌」と呼ばれるカビが皮膚炎を起こす病気です。

 

幼い動物や高齢動物でよくみられます。
顔や肢先などに皮膚炎を起こすことが多いです。

 

この病気は人間にも感染し、皮膚炎を起こすので要注意です。

 

診断は「ウッド灯」と呼ばれる特殊な光をだす機械で行います。
カビがいるとうっすらと光ります。

ウッド灯 ウッド灯

 

この子猫さんに「ウッド灯」を使用して光をあてたところ、
光っていました。

 

「皮膚糸状菌症」と診断し、カビの薬を使用しました。
脱毛は段々と良くなり、2か月後には完全に良くなりました。

 現在の写真

 

この皮膚炎は治療期間が長くなりがちですが、
根気強く治療していくと、しっかりと治ります。

 

上記のような症状でお困りでしたら是非当院までご相談下さい。

 

動物病院 京都 西京桂 獣医師 黒島稔也

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